ログブック(Logbuch)はドイツの連邦政治教育センター(Bundeszentrale für politische Bildung)が発行した、子どもや若者向けの「政治教育」(民主的シティズンシップ教育)の教材です。
日本語翻訳入り版は、この教材の内容を知っていただくために作成しました。それぞれの現場に合わせた日本語には翻訳されていないことをご了承ください。
ログブック「政治」 日本語翻訳入り版
ドイツの子ども向けのログブックです。
ダウンロード
元となった冊子(ドイツ語のみ)は、こちらからご覧いただけます。
ログブック「新しい国」 日本語翻訳入り版
ドイツへ移住した若者の移民・難民向けのログブックです。
ログブックの使い方について、冊子内にも説明がありますが、ポイントを簡単にまとめると以下の通りです。
●ログブックは使う人のためのもので、「正しい使い方」や「正しい答え」がありません。ログブックの主人公は、ログブックを使う人自身です。●書いた内容は誰に見せてもいいし、誰にも見せなくてもいいものです。
●いつ書いても、どの言語でも、どんな表現でも、絵を描いても、何かを貼っても、どのページから書いてもいいものです。
● ログブックを使うことで、自分を知り、他者を知りましょう。
ログブックの使い方について、もっと詳しく知りたい方は、三輪(2020)をぜひご覧ください。
(三輪聖(2020)「ドイツの「政治教育」の教材」名嶋義直、神田靖子(編)『右翼ポピュリズムに抗する市民性教育-ドイツの政治教育に学ぶ』明石書店、83-95.)
城戸寿美子(ベルリン自由大学)、白木美依(ボーフム・ルール大学外国語教育研究所)、野呂香代子(ベルリン自由大学)、日置泰代(ベルリン自由大学)、三輪聖(テュービンゲン大学)、神田靖子(大阪学院大学名誉教授;編集協力)